漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
富士見市の56歳、女性
好酸球性副鼻腔炎で後鼻漏がひどく、頭重があります。
アレルギー性鼻炎があり鼻水が出て不快です。
鼻炎を改善したいと思い、ウエマツ薬局で漢方相談しました。
漢方相談では生活習慣などの良くないところに気づきました。
あんなに悩んでいたのに、漢方相談を繰り返している内にいろいろな不調が気にならなくなりました。
漢方薬を服用して体調を整えていたら、後鼻漏と嗅覚障害が気にならなくなり、鼻水も落ちついています。
今後、体調不良になっても、こちらに相談し、お世話になれると思うと、不安感がありません。
好酸球性副鼻腔炎は難病指定で、鼻の中に鼻茸ができる病気です。
手術をしてもすぐ再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。
この方は後鼻漏で常時鼻水があり、風邪を引くと鼻水の量が増え、声が出にくくなるなどの不調があり困っていらっしゃいました。
この方は呼吸が苦しくなることがあり、気管支喘息と関連があります。
風邪を引かないよう体調体質を整えることが一番です。
そのために食養生と漢方薬の服用は効果があります。
この方にはパンやパスタ、肉類、お菓子、コーヒーなどの食事量を控えめにするようお勧めし、野菜や微量ミネラルをふくむ海藻、しじみ、牡蠣などを多く摂るようお勧めしました。
中医学では夜11時の就寝は、「肝胆」が働き、免疫や細胞が元気になると考えられます。
漢方薬は、その時の体調に合ったものを相談しながら服用すると体調がよくなる場合が多いです。
この方は風邪を引かなくなり、臭覚障害が気にならなくなりました。
臭覚障害には特に牡蠣に含まれる微量ミネラルがよいです。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7